2024/05/28

子どもへ段階的に授業の「権限」を委譲する その1

現在の学習指導要領では「子どもを主語に」が1つのキーワードとなっています。

5月28日(火)3校時に行われた6年生国語科では、北斗小学校教職員が目指している、自ら「やってみたい!」 と感じる 子どものエンジンをかける授業 が実践され、「どうしたらいいかな?」と考えながら学び続ける姿がありました。

まずは、教科書の漢字をテンポよく確認します。


今日の授業は「7時間扱いの単元」である「パネルディスカッション」の1時間目。最初にパネルディスカッションとは何か。この単元ではどんな資質能力を高め、さらにその資質能力を活用して、どんなことを成し遂げようとするのか、その「GOALイメージ」をしっかりと確認します。

パネルディスカッションのテーマは、「災害から身を守るために何が必要か」

考えを適切に伝え合うための語彙や表現はもちろん、話し合いを通して考えを広げ、深め、最終的に防災パンフレットを作成することになりました。

そこで、昨年度行った防災キャンプのことを画像を使って思い出し、テーマに対するそれぞれの課題を明確にします。



















単元のGOALイメージが明確になれば、どのようにGOALに向かっていくか、そのアプローチを考え、判断するのは子どもたち自身です。「学びの山」を活用して「身につけたい資質能力」を確認し合いながら、子どもたち自身の力で単元の学習計画を立てていきました。



考える時間や話し合う時間の配分も、子どもたちが判断します。












「目的」や「ねらい」を共有すれば、授業を進める権限を委譲しても子どもたち自身の力で主体的に学びを深めていくことが出来ます。
いざ、てっぺんへ!!!
明日は、4年生・2年生の「権限を段階的に委譲する授業」の様子を紹介します。(文責 飯田)